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「被疑者ノート」破棄で和解 国が謝罪、松江地裁

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「被疑者ノート」破棄で和解 国が謝罪、松江地裁

 詐欺の無罪が確定した福島県の男性(48)と弁護人が、取り調べ状況などを記録した「被疑者ノート」を勾留先だった松江刑務所に破棄され、権利を侵害されたとして、国に220万円の損害賠償を求めた訴訟で、国側が原告に謝罪し、接見交通権の重要性を確認する内容の和解が15日、松江地裁(堀部亮一裁判長)で成立した。

 訴状によると、平成27年8月、刑事裁判中にノートを破棄され、憲法に基づく被告の接見交通権や弁護人の弁護権などが不当に侵害されたとして、同11月に提訴した。

 原告側によると、和解内容には、刑務所側が再発防止に努めることや、和解金支払いなども盛り込まれた。和解金の額は明らかにしていない。

 被疑者ノートは、日弁連が不当な取り調べから守るために作製し、供述調書の任意性や信用性を争う際の証拠となる。

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