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【芸能プレミアム・動画】「スケール大きな芸風を継承したい」 来年4月五代目吉田玉助襲名 文楽人形遣い、吉田幸助

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「スケール大きな芸風を継承したい」 来年4月五代目吉田玉助襲名 文楽人形遣い、吉田幸助

 子供の頃からロボットで「人形遣いごっこ」をするほど人形遣いに憧れていた。念願かなって父に入門。だが修業は厳しく、父は息子に容赦しなかった。手が飛んでくることもあったという。それでもやめたいと思ったことはない。

 「人形遣いは、自分が演技をするんじゃなくて、人形を通してすべてのことを表現する。その作業がおもしろいんです」

 順風満帆に立役の王道を歩んできたように見えるが、若いころ、スランプに陥ったことがある。「左遣いで、いい役をあまりつけていただけず、あぶれてる感がありました。下手なのは自覚していましたし、『あかんなあ、俺って』と、落ち込むばかりでした」

 どんなときでも腐らず、自分の舞台をビデオに撮って繰り返し見た。「人からは、ナルシストと思われたかもしれないですけど、そうじゃない。何があかんのか、どうしたら良くなるのか、探りたいと思った」

 その甲斐あって壁を乗り越え、近年は、『夏祭浪花鑑』の団七九郎兵衛、『国性爺合戦』の和藤内など大役続き。「人形遣いの人生はセミの一生に似ている。セミは地中にいる期間がものすごく長くて、地上で活動できる時間は短い。人形遣いも足遣いや左遣いの修業の時間が長いでしょ。だから地中にいるときにどれだけ頑張れるか、です」

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