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【鹿間孝一のなにわ逍遙】老後の前に「断捨離」してみた

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【鹿間孝一のなにわ逍遙】
老後の前に「断捨離」してみた

片岡鶴太郎さん 片岡鶴太郎さん

 地元の自治体が主催する「敬老の集い」の案内状が届いた。確かに年齢的には高齢者の仲間入りをしたが、自分が「お年寄り」とはついぞ考えなかった。

 「集い」に出席するかはさておき、そろそろ高齢者の自覚が必要だろうとは思った。

 このところ政府は「人生100年時代」を盛んにPRしているが、100歳はさすがに遠い。が、日本人の男性の平均寿命は約81歳だから、これならあと15年ほどで、現実的である。

 さあ、これからの15年をどう生きようか。

     ◇

 思いついて「断捨離」を始めた。

 ヨーガ(ヨガ)の行法である断行・捨行・離行を応用して、

 =入ってくるいらない物を断つ

 =家にずっとあるいらない物を捨てる

 =物への執着から離れる

 という。

 まずは「捨てる」である。対象は本と衣服だ。

 二度の東京勤務で、引っ越しの度にいらない物を捨ててきたつもりだが、本は雑誌類も含め、いずれ原稿を書く資料として役に立つかもしれないと思って、なかなか捨てられなかった。大きな本箱が二つあるが、書棚を二列に使っても、もういっぱいで、段ボール箱に入れて押し入れにしまったままのものも多い。

 目標は半分にすること。で、取りかかったが、これが以外に難航した。

 目をつぶって、エイヤッと捨ててしまえばいいのだが、気になってページを開くともういけない。とくに古い雑誌は懐かしく、二度と手に入るまいと思うと、ゴミ袋に入れたものをまた取り出してしまう。

 半日かかって、5分の1ほどしか捨てられなかった。

     ◇

 本に比べると、衣服の方は簡単だった。

 よく女房に「女の私より、あなたの方が多いわよ」と言われるが、衝動買いがやめられないのだ。

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