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【今週の注目記事】カーテン閉めて爆睡「アカン!」 仮眠違法トラックの一斉取り締まり…「大目に見て」と運転手ボヤキ節

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カーテン閉めて爆睡「アカン!」 仮眠違法トラックの一斉取り締まり…「大目に見て」と運転手ボヤキ節

仮眠で駐車する大型トラックなどのドライバーに対する一斉取り締まり=8月30日午前6時08分、大阪市鶴見区(彦野公太朗撮影) 仮眠で駐車する大型トラックなどのドライバーに対する一斉取り締まり=8月30日午前6時08分、大阪市鶴見区(彦野公太朗撮影)

エンジン音、窓からごみ…一部にマナー違反も

 今回の取り締まりは、府警が事前に運転手らに警告を重ね、それでも状況が改善しないために踏み切ったものだ。府警鶴見署によると、近隣住民や道路沿いの公園の利用者らからは、エンジン音や排ガスへの苦情のほか、窓からごみを捨てるなど、一部の運転手のマナーの悪さを指摘する声も届いていた。

 ただ、取り締まり対象となった運転手にもそれぞれ事情があったようだ。

 埼玉県から荷物を積んで大阪に到着、別の大型トラックの後ろに駐車していて反則切符を交付された男性運転手(57)は、初めてこの道を使ったという。「暗くて標識も見えないし、他にも止まっていたので大丈夫だと思って…」と困惑気味。大阪で荷物を積み替え、福井県まで運ぶといい、「(駐車違反をとられたのは)25年やっていて初めてだ」とぼやき、目的地へと向かった。

 辺りがすっかり明るくなったころには、トラックは1台、また1台と動きだし、路上から姿を消した。運転手の1人は「何も考えずに好き勝手に止めているわけではないし、混雑する時間帯までには動く。違法だということは分かっているけど、大目に見てほしいと思う部分もあるよ」とこぼし、走り去った。

 インターネット通販の利用増加などで、運転手の長時間労働が問題となっている物流業界。運転手の過労運転は避けなければならない問題だが、違法駐車が許されるわけではない。ルールやマナーを守りながら、運転手の負担を軽減する仕組み作りが、業界全体に求められている。(9月12日掲載)

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