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【今週の注目記事】カーテン閉めて爆睡「アカン!」 仮眠違法トラックの一斉取り締まり…「大目に見て」と運転手ボヤキ節

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カーテン閉めて爆睡「アカン!」 仮眠違法トラックの一斉取り締まり…「大目に見て」と運転手ボヤキ節

仮眠で駐車する大型トラックなどのドライバーに対する一斉取り締まり=8月30日午前6時08分、大阪市鶴見区(彦野公太朗撮影) 仮眠で駐車する大型トラックなどのドライバーに対する一斉取り締まり=8月30日午前6時08分、大阪市鶴見区(彦野公太朗撮影)

 「俺らにとったら時間通りに現着するのが一番大事だから。絶対に遅れられない」

 反則切符を交付された運転手の1人は打ち明ける。

 物流の世界は納品先への「時間厳守」が大原則で、一分一秒の遅れは死活問題。納品先から離れた高速道路のサービスエリアで調整するよりも、先方がまだ営業していない早朝の時間帯に近くまで来ておき、路上で時間を調整する方がいい、というのだ。

 経費節減という背景もある。大型車駐車可能のコインパーキングは1回当たりの金額が少額とはいえ有料。また、高速料金も深夜移動の方が割安で、「たとえ数百円であっても節約したい」という本音が垣間見える。

 30年以上長距離運転手を続けている男性(66)は取材に対し、「どこに止めるにしても、近隣の人に迷惑はかけんようにしているつもり」と話す。

 大阪を拠点に、北海道から九州まで全国に自動車部品を運んでいるこの男性によると、同様の路上駐車の光景は、全国各地でみられるという。

 「広い道の路肩に止めて待つのが基本だが、どこでもいいわけじゃない。エンジンをかけて待つため近隣に民家がないこと、トイレや朝食を近場で済ませられるかなど、周囲の環境もポイント」

 府警が取り締まりを行った市道は、目の前の公園にトイレがあり、コンビニが近くに数件ある。道幅は広く、近くが公園ということで住宅への騒音をそれほど心配しなくていい。「大阪市内にも門真方面にも行きやすいし、運転手からすると最適」(男性)な好立地というわけだ。

 関係者によると、かつてはトラックに積んだ無線を使い、容易に路上駐車ができる全国各地のスポットについて情報交換をしていたが、現在は携帯電話のSNSなどを使ったやりとりが主流という。

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