産経WEST

【大阪ブルース!】なぜブルースフェスに「沖縄音楽」が? ことなかれ主義、コアなファン的には“却下”だろうが…

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【大阪ブルース!】
なぜブルースフェスに「沖縄音楽」が? ことなかれ主義、コアなファン的には“却下”だろうが…

沖縄音楽をルーツには持ちながら、ブルースに強い影響を受けてきたという「BEGIN」 沖縄音楽をルーツには持ちながら、ブルースに強い影響を受けてきたという「BEGIN」

 今年の「第二回なにわブルースフェスティバル」も無事開催の運びとなったが、本稿はまた去年の「第一回」の話題に戻る。

 「ブルースのフェスティバル」に「ロック」のアーティストが登場することはさほど突飛なことではない。ブルースはロックのルーツであり、音楽的にもロックはブルースの名残をたくさん持っているからだ。

 では、「ブルースのフェスティバル」に「沖縄音楽のアーティスト」が登場することはどうだろうか。官僚的な組織の会議であれば、「沖縄音楽のどこがブルースなのか」という「ことなかれ主義」の指摘に反論できず却下されてしまいそうだ。

 コアなブルース・ファンの中には、「お前の音楽はブルースじゃない」という言い方をする人が少なからずいるそうだ。前にも書いたが、「ブルース」という音楽の定義をめぐる議論と、それが「音楽的に良いのかそうでないのか」という評価を偏狭に、かつ独善的に、ごちゃまぜにしたものの言い方だが、そういう人にとってもまた、「ブルースのフェスティバル」に「沖縄音楽」が登場することは「ありえない」ことかもしれない。

 一方で、「沖縄音楽」と一口に言っても、登川誠仁や知名定男のような「民謡」から、「喜納昌吉とチャンプルーズ」、あるいは「紫」のような「ロック」までいろいろあるが、少なくとも大阪のブルースメンにとって、「BEGIN」は「なにわブルースフェスティバル」にふさわしい出演者であったようだ。

続きを読む

「産経WEST」のランキング