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三重・第三銀の経営統合で頭取会見「統合効果、5年後に12億円」

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三重・第三銀の経営統合で頭取会見「統合効果、5年後に12億円」

記者会見する三重銀行の渡辺三憲頭取(左)と第三銀行の岩間弘頭取=15日午後、名古屋市 記者会見する三重銀行の渡辺三憲頭取(左)と第三銀行の岩間弘頭取=15日午後、名古屋市

 経営統合する三重銀行(三重県四日市市)と第三銀行(同県松阪市)の両頭取が15日、名古屋市で記者会見した。三重銀の渡辺三憲頭取は「相乗効果を最大限に発揮する」と述べ、営業基盤の拡充とコスト削減により5年後に12億円の統合効果を目指す考えを示した。

 両行は同日、平成30年4月2日に持ち株会社「三十三フィナンシャルグループ(FG)」を設立する契約を結んだ。渡辺氏が社長に、第三銀の岩間弘頭取が会長に就く。両行はそれぞれ持ち株会社の傘下に入る。

 岩間氏は、社名の由来が両行に共通する「三」を足し合わせた「三、+(プラス)、三」だと説明。「双方の良いところをプラスして地域に貢献していく」と強調した。

 三重銀は三重県北部を中心に大企業に強く、第三銀は県中南部で個人事業主などとの取引が多い。地盤が重ならないものの、近接する一部店舗は統廃合も検討する。両行は2~3年後の合併を視野に入れており、渡辺氏は「システム統合のめどが立てば合併も見えてくる」との認識を示した。

 第三銀には300億円の公的資金が注入されている。岩間氏は「相乗効果を生かし、返済金の積み上げを速めたい」と話した。

 

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