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無届け臍帯血移植事件、仮還付の押収品横領容疑でも販売業者ら再逮捕へ

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無届け臍帯血移植事件、仮還付の押収品横領容疑でも販売業者ら再逮捕へ

 他人の臍帯血(さいたいけつ)を国に無届けで移植したとされる事件で、愛媛など4府県警の合同捜査本部が、臍帯血販売会社「ビー・ビー」(茨城県つくば市)社長、篠崎庸雄容疑者(52)らを、管理を任された押収品の臍帯血を無断で販売したとする横領容疑でも再逮捕する方針を固めたことが15日、捜査関係者への取材で分かった。詐欺容疑と併せて15日にも再逮捕する見通し。

 捜査関係者によると、篠崎容疑者らは、臍帯血の保管委託を受けた契約者に対し、実際は販売目的なのに研究用に使用するなどと虚偽の説明をし、所有権を放棄させてだまし取った疑いが持たれている。

 一方、横領容疑を巡っては、捜査本部が昨年11月、ビー社などの家宅捜索で保管中の臍帯血を押収したが、凍結保存する必要があるため、押収品と記載した上で仮還付し、専用の設備がある同社で保管させていた。

 しかし、その後の捜査で、押収品の臍帯血が患者への移植に使用されたとみられることが判明。捜査本部は、篠崎容疑者や、京都市の「京都健康クリニック」経営者坪秀祐容疑者(60)が無断で持ち出して販売したとみて調べていた。

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