産経WEST

【銀幕裏の声】映画「ライトスタッフ」に憧れ、大空への夢を模型に乗せたミノルタα7000の開発責任者 超絶技法でF104精巧模型を完成

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【銀幕裏の声】
映画「ライトスタッフ」に憧れ、大空への夢を模型に乗せたミノルタα7000の開発責任者 超絶技法でF104精巧模型を完成

バルカン砲の内部まで精密に再現されたF104の模型 バルカン砲の内部まで精密に再現されたF104の模型

 1952年の朝鮮動乱での空中戦をテーマにした米映画「追撃機」(1958年)に登場する当時の最新鋭機だ。名優ロバート・ミッチャムがF86のエースパイロットとして活躍。現在の大阪・伊丹空港にミッチャムの操縦するF86が着陸するシーンも登場する。

 「映画を見た当時、この銀色の機体が格好良くて、いつか模型で作ろうと考えていたのです」と葛城さんは振り返る。

 20分の1サイズというビッグスケールモデルのF86とF104。米空軍機を代表する2機種が並んだ光景は壮観だ。

零戦からジェット戦闘機へ…大空への夢は続く

 葛城さんの超精密模型飛行機コレクションはいずれも模型の域を超えた傑作揃い。

 F104、F86を完成させる前には日本の名戦闘機「零戦」の20分の1の模型も製作している。

 「零戦の座席はパイロットの身長に合わせて上下に可動します。パイロットがコックピットに上るため、機体の数カ所からステップが飛び出てくるんですよ…」

 実際に動かしながら説明してくれたが、もはや模型の域を超えていた。

 「堀越先生から徹底して言われたのは『過去に学びながらも常にアイデアを凝らし、オリジナリティーを持て』でした」

 航空機の設計開発を通じ、防衛大で堀越から受け継いだ設計思想、その教えは、ミノルタでのカメラの研究開発、そして模型作りにおいても連綿と引き継がれている。

このニュースの写真

  • 映画「ライトスタッフ」に憧れ、大空への夢を模型に乗せたミノルタα7000の開発責任者 超絶技法でF104精巧模型を完成
  • 映画「ライトスタッフ」に憧れ、大空への夢を模型に乗せたミノルタα7000の開発責任者 超絶技法でF104精巧模型を完成
  • 映画「ライトスタッフ」に憧れ、大空への夢を模型に乗せたミノルタα7000の開発責任者 超絶技法でF104精巧模型を完成

「産経WEST」のランキング