産経WEST

【銀幕裏の声】映画「ライトスタッフ」に憧れ、大空への夢を模型に乗せたミノルタα7000の開発責任者 超絶技法でF104精巧模型を完成

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【銀幕裏の声】
映画「ライトスタッフ」に憧れ、大空への夢を模型に乗せたミノルタα7000の開発責任者 超絶技法でF104精巧模型を完成

バルカン砲の内部まで精密に再現されたF104の模型 バルカン砲の内部まで精密に再現されたF104の模型

零戦設計の技術を継承

 葛城さんが実機の設計図や米軍の操縦・整備マニュアル、資料写真などから模型用の設計図を作り直し、木や金属板などを加工、一からフルスクラッチで組み上げた20分の1の模型は圧巻だ。

 開閉式のキャノピー(風防)を開けると計器板や操縦桿、射出式シートなどが実機そのままに忠実に再現。機体のハッチを開けるとバルカン砲の内部まで作り込まれている。

 製作期間約4年をかけ、たった1人で完成させた超絶模型のシャープなフォルムには息をのむ。

 実は葛城さんは、宮崎駿監督のアニメ映画「風立ちぬ」(2013年)の主人公のモデルとなった零戦設計者、堀越二郎の防衛大学教授時代の“最後の教え子”だ。

 葛城さんは昭和18年、大阪府生まれ。幼い頃から零戦など戦闘機の模型作りを始め、戦闘機パイロットになろうと決意。防衛大に進学し、航空工学を専攻。そこで堀越教授のゼミに入り、軽飛行機の設計などを学んだ。

米軍傑作機のランデブー

 葛城さんは防衛大卒業後、ミノルタ(現コニカミノルタ)にエンジニアとして入社。世界初のオートフォーカス一眼レフカメラα7000の開発責任者などを務めた。

 長年、エンジニアとして忙殺される生活が続いたが、葛城さんは帰宅後、深夜にかけて大好きな模型飛行機を作り続け、これまで数々の大スケールの精密模型を完成させている。

 そんな数あるコレクションの中の一機が、F104と同じ縮尺20分の1の米戦闘機F86セイバー。

続きを読む

このニュースの写真

  • 映画「ライトスタッフ」に憧れ、大空への夢を模型に乗せたミノルタα7000の開発責任者 超絶技法でF104精巧模型を完成
  • 映画「ライトスタッフ」に憧れ、大空への夢を模型に乗せたミノルタα7000の開発責任者 超絶技法でF104精巧模型を完成
  • 映画「ライトスタッフ」に憧れ、大空への夢を模型に乗せたミノルタα7000の開発責任者 超絶技法でF104精巧模型を完成

「産経WEST」のランキング