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“三つの山口組”争い激化…神戸側が「再び報復」との指摘も

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“三つの山口組”争い激化…神戸側が「再び報復」との指摘も

 指定暴力団山口組は平成27年8月末に分裂し、離脱派が同神戸山口組を結成。さらに今年4月末には、神戸山口組を離脱した幹部らが「任侠(にんきょう)団体山口組」(後に任侠山口組に改称)を立ち上げた。山口組は事実上の三つどもえ状態になり、組員の引き抜き合いなどに端を発した抗争の激化が懸念されていた。

 警察当局は、任侠山口組の結成はあくまで神戸山口組の「内紛」と位置づけているが、新組織は結成直後から兵庫県尼崎市内で幹部を集めた「定例会」を開くなど活発に活動。

 結成当日と8月27日には報道関係者を集めた会見を開き、神戸山口組の井上邦雄組長(69)による組織運営や集金方法が「山口組にも劣る」などと批判を繰り返した。

 さらに7月下旬には、傘下組員に神戸山口組などへの対決姿勢を強めるよう指示を出し、挑発行動を繰り返していたという。

 こうした事態を神戸山口組側も黙視せず、5月には神戸市中央区の路上で任侠山口組の組員を襲撃してけがをさせたとする傷害罪で、神戸山口組の中核組織「山健組」の幹部3人が起訴される事件が発生。神戸市長田区での今回の事件についても、「神戸山口組が再び報復に打って出た」と推測する捜査関係者が多い。

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