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高浜、大飯原発で同時事故の訓練実施 大飯再稼働見据え、関電

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高浜、大飯原発で同時事故の訓練実施 大飯再稼働見据え、関電

関西電力大飯原発の3号機(手前)と4号機=福井県おおい町 関西電力大飯原発の3号機(手前)と4号機=福井県おおい町

 関西電力は12日午前、福井県の高浜原発(高浜町)と大飯原発(おおい町)が同時に重大事故を起こした想定での対応訓練を始めた。既に営業運転中の高浜3、4号機と、来年1月以降に再稼働させる計画の大飯3、4号機の同時稼働を見据え、指揮命令系統や事故収束の手順を確認する。

 関電が複数原発の事故を想定した訓練を行うのは初めて。ただ、県や周辺自治体が策定する高浜、大飯両原発の事故時の住民避難計画は、同時事故を想定していない。両原発は約14キロしか離れておらず、計画の実効性が疑問視されている。

 訓練は、人員が手薄な休日に巨大地震が起き、高浜3、4号機と大飯3、4号機で全電源を喪失、放射性物質を含む1次冷却水が漏れて炉心が損傷したとの想定で、関電や協力会社の社員ら約340人が参加。

 関電本店(大阪市)や原子力事業本部(福井県美浜町)と両原発をテレビ会議システムでつなぎ、大飯原発では午後、非常時に海水を使って原子炉を冷やすための大容量ポンプとホースの接続訓練などを行う。

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