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「川遊びには救命胴衣を」 5歳の息子亡くした両親ら訴え

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「川遊びには救命胴衣を」 5歳の息子亡くした両親ら訴え

「日本子ども安全学会」でライフジャケットの必要性を訴える吉川優子さん=9日午後、東京都千代田区 「日本子ども安全学会」でライフジャケットの必要性を訴える吉川優子さん=9日午後、東京都千代田区

 2012年に愛媛県西条市で、幼稚園のお泊まり保育中に川に流され死亡した吉川慎之介ちゃん=当時(5)=の両親らが創設した「日本子ども安全学会」の第4回大会が9日、東京都内であり、医師や研究者らが、教育現場での事故防止やライフジャケット(救命胴衣)の普及に向けた取り組みを紹介した。

 水の流れと、子どもの体にかかる力の関係を測定した産業技術総合研究所の北村光司主任研究員は「川の中では、一歩踏み出しただけで急に大きな力が加わることがある」と危険性を指摘。

 長崎県大村市にある小児科医院の出口貴美子院長は、溺れた際の心肺蘇生方法を動画投稿サイトで紹介した経験を挙げ「プール脇には、通報用の携帯と、自動体外式除細動器(AED)を常に備えておく必要がある」と訴えた。

 慎之介ちゃんの母優子さん(46)は、今年夏に愛媛県のイベント会場でライフジャケットの必要性をPRしたといい、「子どもや親が興味を持ってくれた。事故の教訓を生かしたい」と話した。

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