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パナ、滋賀の太陽電池生産終了へ 従業員は配置転換

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パナ、滋賀の太陽電池生産終了へ 従業員は配置転換

パナソニックが太陽電池の生産を終了する滋賀工場=大津市 パナソニックが太陽電池の生産を終了する滋賀工場=大津市

 パナソニックは7日、滋賀工場(大津市)での太陽電池の生産を平成30年3月末に終了すると発表した。マレーシアの工場に生産を移管する。従業員約60人は国内の他工場などグループ内で配置転換し、雇用は維持する方針。

 国内の太陽光発電の買い取り価格低迷による需要の落ち込みや、海外との競争激化が響き、太陽光関連事業は29年3月期に営業赤字に転落。拠点の再編を迫られた。生産終了後の工場の活用については閉鎖も含め今後検討する。

 一方で、セルと呼ばれる太陽電池の基幹部品は利益率が高く、海外で需要の伸びが見込めるとして販売を強化する。島根県雲南市の工場は生産体制を維持し、稼働を一部休止している大阪府貝塚市の二色の浜工場は29年中の再稼働を目指す。

 三日月大造滋賀県知事は「県の経済、雇用に貢献してきた工場が生産を終息することは大変残念」との談話を発表した。工場の今後に関しては「引き続き地域の経済や雇用に資する活用をいただけるよう、必要な支援に努めたい」とした。

 太陽電池事業を巡っては京セラやシャープも相次いで生産体制を縮小するなど、電機メーカー各社の苦戦が続いている。

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