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北陸のタカ軍団、11羽と繁華街の害鳥対策に奮闘中

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北陸のタカ軍団、11羽と繁華街の害鳥対策に奮闘中

訓練で吉田剛之さんの腕から勢いよく飛び立つタカ=石川県小松市(本人提供) 訓練で吉田剛之さんの腕から勢いよく飛び立つタカ=石川県小松市(本人提供)

 翼を広げると約1メートル。威嚇すると福井駅前の繁華街から小鳥が次々に逃げていった。タカを巧みに操るのは石川県小松市の鷹匠、吉田剛之さん(45)だ。平成25年、狩りに使うタカを調教し害鳥を追い払う会社を小松市に設立。深刻化する繁華街の害鳥対策に11羽の相棒と奮闘している。

 17年、福井市のペットショップで野生のハヤブサを保護し、世話をしたのがきっかけで「猛禽類を飼ってみたい」と思うように。翌年米国などに生息するタカをペットとして約30万円で購入した。21年にNPO法人日本放鷹協会(岐阜)へ入会。24年に試験に合格し、協会が定める鷹匠の認定を得た。仲間から「海外で害鳥駆除にタカを使っている」と聞き、「自分もやってみよう」と25年に40歳で脱サラし独立。24年に新たに購入し、今も主力で活躍する「九十九君」とともに起業した。現在「社員」は11羽に増えた。

 タカを飼い始めた当初は、呼んでも帰ってこないことがあったが「思い通りに飛んでくれると心が通じていると感じる」と話す吉田さん。「1600年以上の伝統を誇る鷹匠の技術を後世に残したい」と後継者の育成も視野に入れる。

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