産経WEST

過去最高益から一転、103億円の赤字…大阪市営地下鉄の決算見込み バス事業への出資金を損失計上

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


過去最高益から一転、103億円の赤字…大阪市営地下鉄の決算見込み バス事業への出資金を損失計上

乗降客でにぎわう大阪交通局地下鉄御堂筋線梅田駅=平成29年6月1日午後、大阪市北区(奥清博撮影) 乗降客でにぎわう大阪交通局地下鉄御堂筋線梅田駅=平成29年6月1日午後、大阪市北区(奥清博撮影)

 大阪市交通局は6日、市営地下鉄事業の平成28年度決算見込みを修正し、103億円の最終赤字に転落した。6月に発表した速報値では382億円の過去最高益としていたが、監査委員が市バス事業への出資金と貸付金の損失計上が必要と指摘した。交通局によると、決算修正は過去20~30年で例がないという。

 最終赤字は会計制度の変更で退職給付引当金を一括計上した26年度(586億円)以来となる。

 交通局は今回、30年4月の地下鉄・バス民営化に伴って回収不能になる出資金と貸付金計502億円を29年度決算で損失処理する予定だった。しかし監査委員から「28年度中に民営化に必要な条例が可決、成立しており、民間企業と同様に前倒しで計上すべきだ」との指摘を受け、28年度決算に反映させた。

このニュースの写真

  • 過去最高益から一転、103億円の赤字…大阪市営地下鉄の決算見込み バス事業への出資金を損失計上
  • 過去最高益から一転、103億円の赤字…大阪市営地下鉄の決算見込み バス事業への出資金を損失計上

「産経WEST」のランキング