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「おいしい病院食を」学生栽培のトマトでシャーベット提供 近大付属病院

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「おいしい病院食を」学生栽培のトマトでシャーベット提供 近大付属病院

ミニトマトを使った特製シャーベット。トマトを使ってはいるが「酸っぱさ」をなくす工夫が=大阪府大阪狭山市、近畿大医学部付属病院 ミニトマトを使った特製シャーベット。トマトを使ってはいるが「酸っぱさ」をなくす工夫が=大阪府大阪狭山市、近畿大医学部付属病院

 「病院の食事」を楽しんでもらおうと、近畿大農学部(奈良市)の学生たちが育てたミニトマトから作った特製シャーベット約400食分が4日、同大医学部付属病院(大阪狭山市)の患者らに提供された。

 同大農学部と同大医学部奈良病院(奈良県生駒市)が昨春から進める「食事満足度向上プログラム」の一環。この取り組みは、病院食の味にこだわる工夫などを通じて、患者らの入院生活の質を向上させる狙いがある。

 提供されたシャーベットは、同大農学部農業生産科学科の学生らが温室で育てた「プレミアムルビー」という品種で、糖度の高いミニトマトを原料に採用。シャーベットには、1カップあたり3個分の完熟ミニトマトを使っており、酸味をなくしてさわやかな味わいに仕上げた。奈良病院で好評だったことから、同大付属病院でも初めて提供されることになった。

 入院している男性(67)は「トマト(を使っている)と聞いていたが、酸っぱさがない。あっさりしていておいしい」と笑顔。同大医学部は「農学部の作った安全で安心できる食材をさまざまな形で患者に届け、満足度を上げる取り組みをこれからも進めたい」と話している。

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