産経WEST

【臍帯血違法販売】医師らカルテ改ざんか 複数のクリニックで

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【臍帯血違法販売】
医師らカルテ改ざんか 複数のクリニックで

 他人の臍帯血を国に無届けで移植したとされる事件で、逮捕された「表参道首藤クリニック」(東京都渋谷区)院長の医師首藤紳介容疑者(40)や臍帯血販売業者らが、実際はアンチエイジングなどが目的なのに、届け出の必要がない特定27疾病の治療目的と、カルテの内容を改ざんしていた疑いがあることが30日、捜査関係者への取材で分かった。

 カルテの改ざんは、表参道首藤クリニックを含む複数のクリニックで行われていたとみられる。

 愛媛など4府県警の合同捜査本部は、高額の費用がかかる移植を営利目的で進めるため、故意に書き換えた疑いがあるとみて経緯を調べる。

 捜査関係者によると、臍帯血販売会社「ビー・ビー」(茨城県つくば市)の社長篠崎庸雄容疑者(52)が、クリニックへ臍帯血を転売していた福岡市の卸売会社「レクラン」元社長や京都市の「京都健康クリニック」経営者らに書き換えを持ち掛けていたという。

 捜査本部は、再生医療安全性確保法違反の疑いで首藤容疑者らを逮捕。同法では、アンチエイジングや美容目的は届け出が必要だが、急性白血病などの特定27疾病の患者への治療であれば原則、届け出は不要。

「産経WEST」のランキング