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【軍事ワールド】トランプ大統領が米軍に入れた亀裂 過去の軍への貢献者たちは“不合格”に…

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【軍事ワールド】
トランプ大統領が米軍に入れた亀裂 過去の軍への貢献者たちは“不合格”に…

第二次大戦中の米陸軍航空隊の黒人部隊に敬意を表して、尾翼を赤く塗ったアラバマ州空軍のF-16。爆撃機援護に活躍した黒人部隊は、訓練地の名を取って「タスキーギ・エアメン」とも呼ばれた(2010年撮影、米空軍HPより) 第二次大戦中の米陸軍航空隊の黒人部隊に敬意を表して、尾翼を赤く塗ったアラバマ州空軍のF-16。爆撃機援護に活躍した黒人部隊は、訓練地の名を取って「タスキーギ・エアメン」とも呼ばれた(2010年撮影、米空軍HPより)

 戯曲「サロメ」や、小説「ドリアン・グレイの肖像」、童話「幸福な王子」などで一斉を風靡したワイルドは、1895年に年下の“恋人”との軋轢がこじれ裁判沙汰となり、有罪判決を受けた。

 耽美と退廃の色濃い19世紀文学の旗手であり、奇抜なファッションでロンドンの街を闊歩し、妻も子もいたワイルドの裁判は、英国を揺るがす大スキャンダルとなった。2年の懲役刑となりレディング牢獄などに収監、「獄中記」をものするが、出獄後は好奇の目を逃れるため英国を離れ、不遇のうちに生涯を閉じた。

 その60年後も、この“同性愛禁止法”は生きていた。チューリングの裁判もスキャンダルとしてマスコミに報道された。1年の禁固刑となり、強制的なホルモン治療を受け、研究機関のプロジェクトからも外されたチューリングは精神的にダメージを受け、41歳で自殺した。

 チューリング法

 チューリングの戦争に対する貢献は全て国家機密だった。誰が、どんな方法で暗号を解読したか明らかにすることは、第二次大戦後の冷戦時代では東側諸国(特にソ連)に、暗号について多くの情報を与えることになりかねないからだ。一般大衆の好奇の目にさらされる一方で受けるべき名誉を得ないまま没したが、そのチューリングがいなければ、連合軍がVEデー(欧州戦勝利日)を迎える日はもっと遅れていたことは間違いない。

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