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【衝撃事件の核心】泥棒アウトロー人生どっぷり 生活保護受給の83歳が信金強盗を強行したワケ

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【衝撃事件の核心】
泥棒アウトロー人生どっぷり 生活保護受給の83歳が信金強盗を強行したワケ

刃渡り9センチのはさみを手に信用金庫に押し入り、暴力行為処罰法違反の罪で起訴された83歳の男。刑事裁判の法廷に車いす姿で出廷し、血気盛んな犯行動機を語った 刃渡り9センチのはさみを手に信用金庫に押し入り、暴力行為処罰法違反の罪で起訴された83歳の男。刑事裁判の法廷に車いす姿で出廷し、血気盛んな犯行動機を語った

求刑懲役1年に「ありがとうございます!」

 論告で検察側は「動機は金銭目的か刑務所志願なのか、やや判然としないが、身勝手な動機に酌量の余地はない」と指摘した。そして「被告は高齢で運動能力は低下しているが、犯行は悪質。身寄りもなく、再犯に及ぶ可能性は高い」として懲役1年を求刑した。

 弁護側は「保護費をアパートの管理人に握られ、生活に窮していた」と背景事情を説明。「生活保護ビジネスの被害者であった側面も考慮されるべきである」と寛大な判決を求めた。

 被告はといえば、求刑が聞こえなかったようで「何年ですか? 懲役2年?」と聞き返した。付き添いの刑務官から「懲役1年だ」と教えてもらうと、予想外だったのか、検察官に向かって頭を下げ、叫んだ。

「ありがとうございました!」

 8月10日の判決公判で、大阪地裁は懲役8月を言い渡した。補聴器を付けていた被告は「1年ですね?」と主文を確認。裁判官がもう一度、「8月です」と告げた。被告は控訴はしなかった。

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