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【午後のつぶやき 大崎善生】持ち馬が重賞馬! 苦節13年、130頭に投資して初の夢のような出来事、しかも立て続けに

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【午後のつぶやき 大崎善生】
持ち馬が重賞馬! 苦節13年、130頭に投資して初の夢のような出来事、しかも立て続けに

 まったく不思議なことが起こるものである。何が不思議かというと、以前お伝えしたように私の持ち馬ウインブライトが13年目にしてはじめて重賞を勝った。重賞を勝つなんて夢のまた夢と思っていた。13年間なかったことなのだから、そう思うのがあたりまえだろう。

 これまで130頭に投資して、はじめての重賞馬。息子と2人で飛び上がって喜んだ。あんまりうれしかったので、初夏に北海道の牧場へブライト君に会いにいった。四角いパドックに放された芦毛のブライトはのんびりリラックスモードで、優しい目をしていた。草をちぎってやると、むしゃむしゃとうまそうに食べてくれる。草をくれるおじさんと認識してくれたようで、私が囲いに近づくとすぐに近寄って草ちょうだいと長い首を伸ばすのだ。鼻づらをなでてやると気持ちよさそうに目を閉じる。「本当によく頑張ったな」。そんな言葉が自然に口からこぼれた。

 ブライトはその後、皐月賞、日本ダービーへと駒を進めた。私は仕事でダービーを見ることができなかった。自分の馬がダービーに出て観戦すらできなかった数少ない馬主なんだろう。その日は取材で愛知県瀬戸市の藤井聡太君の家にいた。

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