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【森友再逮捕】「要支援児」診断書偽造で補助金申請か 4年間で7千万円 保護者「提出していない」

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【森友再逮捕】
「要支援児」診断書偽造で補助金申請か 4年間で7千万円 保護者「提出していない」

大阪地検へ向かうため自宅を出る籠池泰典容疑者。この日逮捕された=7月31日、大阪府豊中市(前川純一郎撮影) 大阪地検へ向かうため自宅を出る籠池泰典容疑者。この日逮捕された=7月31日、大阪府豊中市(前川純一郎撮影)

 学校法人「森友学園」が運営する塚本幼稚園を巡る大阪府の補助金詐取事件で、障害などで特別な支援が必要な「要支援児」の受け入れ補助金の申請に必要な診断書について、園児5人の保護者が「園に提出していない」と府に説明していることが22日、関係者への取材で分かった。学園側は支給を決めた府に5人の診断書を出しており、偽造の疑いがある。

 大阪地検特捜部は3月まで園長を務めた前理事長、籠池泰典容疑者(64)と、副園長だった妻の諄子容疑者(60)が関わったとみて調べる。年度ごとの申請で、審査が通ると要支援児1人当たり78万4千円が支給される。

 府によると、5人の診断書にはアトピー性皮膚炎などの症状が記載され、「汗をかいた後に薬を塗る」など園側の支援内容も説明されていたという。

 府は3~4月、幼稚園に立ち入り調査し、保護者にアンケートを実施。5人が診断書は提出していないと回答し、偽造された可能性が浮上した。

 特捜部は園関係者への任意聴取を進め、約9250万円の補助金の詐欺容疑で両容疑者を21日に再逮捕。このうち要支援児の補助金は、府が平成23~27年度に支給した全額に当たる7056万円(延べ90人分)に上った。

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