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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】原口25歳“第3の神様”か新天地か 中田翔“先行投資”FA補強という刺激

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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】
原口25歳“第3の神様”か新天地か 中田翔“先行投資”FA補強という刺激

交流戦で適時打を放った阪神の原口文仁。一塁上で中村豊外野守備走塁コーチ(右)とタッチ…そばに気になる存在“FA補強”候補の日本ハムの中田翔が(左)=6月、阪神甲子園球場(岩川晋也撮影) 交流戦で適時打を放った阪神の原口文仁。一塁上で中村豊外野守備走塁コーチ(右)とタッチ…そばに気になる存在“FA補強”候補の日本ハムの中田翔が(左)=6月、阪神甲子園球場(岩川晋也撮影)

 FA砲・中田翔獲りが加速するなら、原口文仁捕手(25)の目指すべき道は“第3の神様”か新天地かー。日本ハム・中田翔内野手(28)が17日に入団10年目で出場選手登録が8年に達し、国内FA権の資格取得条件を満たしました。阪神は今後、積極的に調査に乗り出すものとみられますが、仮にFA補強に成功したならば、一塁のポジションは埋まり原口の出場機会は狭まります。代打要員で存在感を求めるのか、DH制のあるパ・リーグを視野に入れるのか。原口と球団側は将来構想を話し合う必要があるでしょう。

■中田翔は大阪桐蔭“閥”に刺激、藤浪再生の起爆剤…一方「原口は一塁には物足りない」の声…

 金本阪神は夏のロードの真っただ中にいます。ここ数年に比べて勝率は高く、大健闘といえる成績ですね。メッセンジャーが骨折、藤浪が再び二軍調整という苦しい台所事情を抱えながら、なんとか踏ん張っているという感じですかね。107試合消化(18日現在)段階で58勝48敗1分の貯金10は悪くはない成績です。

 「メッセが骨折で今季絶望。藤浪も広島戦に一軍昇格で即先発したけど大乱調の二軍Uターン。野手でも大和が故障で登録抹消。高山が打撃不振で二軍落ち。これだけ主力級に誤算があって、それでも貯金10は信じられないね。ヤクルト、中日のチーム状態が悪るすぎる点に救われているとはいえ、チーム全体としては踏ん張っている」とは阪神OBの言葉ですが、ホンマにその通りです。

 そうした夏の苦しく、暑いロード中に注目される選手に大きな動きがありました。それは阪神の選手ではなく、日本ハムの主砲・中田翔です。17日に入団10年目で出場選手登録が8年に達し、国内FA権の資格取得条件を満たしたのです。

 打点王2度、ベストナイン4度。今春のWBCでは侍ジャパンのクリーンアップを筒香(DeNA)と組んだ日本の大砲が今オフ、FA市場に出てくる可能性が出てきたわけです。

 「毎年、毎年、ずっとこうやって一軍で使ってもらえて、こういうものを取得できる。本当にありがたいな…ということだけですね。(権利行使については)それはまだ全く何も考えていないので、まだ分からないですね。まだまだどうなるかは分からないですけど。そういう時が来たら、自分の人生なんで、そういう時になったら真剣に考えたいな、と思いますけど。今はそういうことを考える余裕というのがないですし、とにかく1試合、1試合、しっかりとその日に出せるコンディションでやっていくだけだと思います」

 中田翔は努めて冷静に語っていました。FAの権利行使については他球団移籍の道もあれば、FAを宣言して日本ハムに残留する道もあります。しかし、あのダルビッシュ有(現ドジャース)のメジャー移籍や糸井(現阪神)のトレード放出(オリックスへ)などを見る限り、日本ハムは大物選手の引き留めに固執してはいません。仮にFA権行使に出た場合、他球団移籍の可能性が極めて高くなるはずです。

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