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【軍事ワールド】敵の砲弾を迎撃し、レーザービームで反撃… 米国の「新型戦車」開発構想

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【軍事ワールド】
敵の砲弾を迎撃し、レーザービームで反撃… 米国の「新型戦車」開発構想

米軍のM1A2戦車(米陸軍HPより) 米軍のM1A2戦車(米陸軍HPより)

 この極端な状況を幾分改善したのがM-1や英チャレンジャー、独レオパルト2、日本の90式といった「第3世代戦車」だった。

 特殊装甲

 装甲に分厚い一枚板ではなく、薄い特殊装甲を空間を空けて重ねたものや、熱に負けないセラミックを用いるなどの工夫をしてAPFSDS弾(APDS弾の改良型)やHEAT弾を防げるようにしたものだが、やはり重量がかさむため車体前面など被弾しやすい部分にしか用いられていない。

 そこで米軍などの戦車や装甲車は、HEAT弾の早期触発(装甲に当たる前にメタルジェットを噴出させる)を目的に柵状の「スラットアーマー」を車外に張り巡らすなど改良を重ねてきたが、弥縫策の感もある。事実、こうした改造でM1タンクの総重量は導入当初の約60トンから10トンも増加。M2ブラッドレーは25トンから40トンに増加したと米軍事情報サイト「ブレーキング・ディフェンス」は指摘する。

 こうしたなか、別の方法を探ったのがイスラエルやロシアだ。

 イスラエルは第四次中東戦争の教訓から、1980年代に爆発反応装甲(リアクティブ・アーマー)を開発、導入した。装甲板の上に爆発物の入った箱を設置し、砲弾が当たった瞬間に爆発し砲弾を吹き飛ばすというものだ。APFSDS弾への効果は疑問視されているが、HEAT弾に対しては高い有効性が示された。こうした実績を下地に、さらに積極的に敵砲弾を無効化しようとイスラエルが開発したのが「トロフィー」システムだ。レーダーで敵砲弾を探知し、金属の散弾を発射して破壊する。

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