産経WEST

似てまへんか…? 大阪万博最大のライバル・フランスの候補地決定 パリ郊外サクレー 科学技術で類似点

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


似てまへんか…? 大阪万博最大のライバル・フランスの候補地決定 パリ郊外サクレー 科学技術で類似点

2025年国際博覧会(万博)の構想を比較すると、日本とフランスは微妙に似ているところもある 2025年国際博覧会(万博)の構想を比較すると、日本とフランスは微妙に似ているところもある

 2025年国際博覧会(万博)の大阪誘致を目指す日本の最大のライバル・フランスの開催候補地が、パリ郊外のエソンヌ県サクレーに決まった。“フランスのシリコンバレー”とも呼ばれ、大学や大企業などの研究施設が集積するエリア。一方、日本は候補地の人工島・夢洲(ゆめしま、大阪市此花区)で、関西が強みとする最先端のライフサイエンス研究や科学技術などを結集させた「体験型万博」を打ち出す。科学技術に力点を置くとみられる双方の類似点は多く、差別化も今後の課題となりそうだ。(有年由貴子)

 フランス政府が国内の開催候補地をパリ中心部から南西約20キロのサクレーに決めたのは7月中旬。開催地として名乗りを上げていたパリ郊外の4都市の中から選定した。「エキスポフランス2025協会」公式サイトによると、開催テーマとの整合性や技術的な可能性、アクセスの良さなどが決め手となったという。

 フランスが掲げる万博のテーマは「共有すべき知見、守るべき地球」。地球温暖化防止の枠組み「パリ協定」の推進による環境保護を核に健康や教育などの分野も含めるほか、「若者参加型」の万博も目指す。

 サクレーには企業や大学の研究所が約300カ所集積。フランス全土にある研究機関の約2割に当たるとされる。約7万人の学生、1万人以上の研究者が医療やIT、環境などあらゆる分野の研究を進めている。

 日本政府の誘致担当者は「サクレーはフランスを代表する理系の大学や科学技術系の企業が集まった地域。日本の筑波のようなエリアで、科学技術に焦点を当てたいなら、とてもイメージが良い」と分析する。

 フランス政府は万博開催に向け、メイン会場の中心に巨大な地球儀のような建物を置いた「地球村」を築く計画とみられる。

「フランスは焼き直しのイメージ」

 一方、日本のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。VR(仮想現実)やAI(人工知能)、ロボットなど最新の科学技術を駆使した「常識を越えた万博」を打ち出す計画だ。

続きを読む

このニュースの写真

  • 似てまへんか…? 大阪万博最大のライバル・フランスの候補地決定 パリ郊外サクレー 科学技術で類似点

「産経WEST」のランキング