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【高校野球】早実・清宮斬りのエースが完投勝利 三本松、創立117年で甲子園に初校歌

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早実・清宮斬りのエースが完投勝利 三本松、創立117年で甲子園に初校歌

【第99回全国高校野球】三本松(香川)-下関国際(山口) 完投勝利を収めた三本松のエース、佐藤圭悟=甲子園球場(水島啓輔撮影) 【第99回全国高校野球】三本松(香川)-下関国際(山口) 完投勝利を収めた三本松のエース、佐藤圭悟=甲子園球場(水島啓輔撮影)

 第99回全国高校野球選手権大会第6日は13日、甲子園球場で2回戦が行われ、三本松(香川)が渡辺の本塁打などで小刻みに加点し、下関国際(山口)を9-4で下して甲子園初勝利を飾った。香川勢は6年ぶりの初戦突破。

 1900年創立の県立高の三本松が、粘り腰の野球を実らせた。春夏通じて4度目の甲子園で初めての勝利。同校OBの日下監督は聖地で流れる勝利の校歌を聞き、「歴史の1ページを刻むことができて、素直にうれしい」と余韻に浸った。

 多彩な変化球を手繰るエース佐藤が、スライダーとカットボールを軸に1人で投げ抜いた。中盤以降は相手の反撃を受け、八回は先頭打者にソロ本塁打を浴びる。それでも、「試合中はすぐに気持ちを切り替えられる」と後続を断ち切り、4失点の粘投を演じた。

 6月に行われた招待試合で、清宮幸太郎擁する早実(東京)と対戦。清宮から空振り三振を奪い、見事、完封勝利を飾った。右腕は「力のある相手だったので自信になった」と振り返る。高校球界屈指のスラッガーと相対した経験も生きた。

 チームはゴロの打球をさばく練習を重視してきた。「正確なプレー、正確なスイング」を合言葉に基礎練習を徹底してきた。「なんとかOB、地域の方々に恩返しができた」と33歳の指揮官。日々の鍛錬が花開き、大きな自信につながる1勝となった。(吉原知也)

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