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試運転コースター、時速50キロで職員2人に衝突か 運営会社「情報共有不足」と謝罪 大分の遊園地事故

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試運転コースター、時速50キロで職員2人に衝突か 運営会社「情報共有不足」と謝罪 大分の遊園地事故

記者会見で事故の説明をする城島高原オペレーションズの志賀敏昭社長(左)ら=12日午後、大分県別府市 記者会見で事故の説明をする城島高原オペレーションズの志賀敏昭社長(左)ら=12日午後、大分県別府市

 大分県別府市の遊園地「城島(きじま)高原パーク」で12日、ジェットコースターを点検中の男性職員2人がコースターにはねられ死傷した事故で、遊園地を運営する城島高原オペレーションズの志賀敏昭社長が記者会見し、試運転の際にレールの点検は予定されていなかった一方、運転室からは現場が見えないと説明。「情報共有不足があった。お客さまに不安な思いをさせてしまい申し訳ない」と謝罪した。

 大分県警別府署によると、事故で関連会社の大久保崇さん(44)=大分市中戸次=が死亡、城島高原オペレーションズの職員(45)=別府市=が全身を強く打ち重傷を負った。

 城島高原オペレーションズによると、12日は混雑したため、走らせるコースターを1編成から2編成に増やす作業を午後3時ごろからやっていた。2人は乗り場から約150メートル離れたコース上でレールを点検していた際、試運転で走ってきた編成にはねられ、約2メートル下の地面に転落した。客は乗っていなかった。

 事故現場は坂を下りて次の坂を上る手前の地点で、コースターは時速40~50キロ程度のスピードが出ていたという。

 パークのホームページによると、ジェットコースターは「ジュピター」の名称が付けられた日本初の木製コースター。定員は28人で、約3分で1周する。

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