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【名作映画を見てみよう!】嵐にしやがれ、トム・クルーズが腰を…フラフープと回る運命 「未来は今」(1994年)

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【名作映画を見てみよう!】
嵐にしやがれ、トム・クルーズが腰を…フラフープと回る運命 「未来は今」(1994年)

『未来は今』 発売中 DVD 1429円+税 発売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント 『未来は今』 発売中 DVD 1429円+税 発売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

 日本テレビ系の人気バラエティー番組「嵐にしやがれ」を見ていたら、嵐の松本潤さんとプロサッカー選手の内田篤人さんが、直径3メートル、重さ10キロの「特大フラフープ」を何回回せるか、競い合っていました。

 結果は内田さんが勝利したのですが、必死でフラフープを回す2人の姿が妙に印象に残りました。

 そんなフラフープが物語の重要なキーとなるハリウッドの良質ファンタジー・コメディーがあります。「未来は今」(ジョエル・コーエン監督、1994年)です。

 舞台は1958年の米国。田舎のビジネス大学を卒業したバーンズ(ティム・ロビンス)はニューヨークで就職活動を始めますが、企業が求めるのは経験者ばかり。新卒の彼に合致する仕事はありません。

 そんな中、たまたま「未来は今 経験を問わず」との求人広告を出していたハッドサッカー社の郵便室で働くことに。ところが同社の社長が会議中突然、44階から飛び降り自殺します。これを機に、キレ者の取締役マスバーガー(ポール・ニューマン)は同社の買収を画策。無能なバーンズを新社長に据(す)え、業績悪化による株価暴落を狙います。

 ところが、この陰謀にやり手の女性新聞記者アーチャー(ジェニファー・ジェイソン・リー)が気づき、バーンズの秘書に成り済まします。彼女はバーンズの無能ぶりを次々記事にし、株価は暴落しますが…。

 「ブラッド・シンプル」で監督デビューを果たし、「ファーゴ」やオスカー作品「ノーカントリー」などで知られるハリウッド最強の鬼才、ジョエルとイーサンのコーエン兄弟の初期の作品ですが、作中、重要な役割を果たすフラフープに代表される“円”にやたらこだわるなど、シャープな美的感覚とねじれた映像感覚が光ります。

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