産経WEST

大物釣り上げ一攫千金なるか 釣った魚買い取り店人気 福井・坂井

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


大物釣り上げ一攫千金なるか 釣った魚買い取り店人気 福井・坂井

釣り人(左)から海で釣った魚を受け取る伊藤俊輔さん=福井県坂井市 釣り人(左)から海で釣った魚を受け取る伊藤俊輔さん=福井県坂井市

 背景にあったのは深刻な漁業者不足への危機感だ。水産白書によると、漁業従事者は減少を続け、2016年は約16万人。伊藤さんも、漁師が減って以前は食卓に上った地元の魚が流通しなくなったと感じていた。一方でレジャー白書では、趣味で釣りを楽しんだ15~79歳は推計690万人に。「釣り人の力を借りられれば、観光客に地元の魚を味わってもらえるのでは」と考えた。

 買い取った魚は、刺し身や唐揚げなどにして、レストランの客に振る舞う。釣り人が必要な分を持ち帰って食べやすいよう、有料で魚をさばけるスペースも設けた。

 福井市の会社役員高木秀樹さん(43)が船で釣った25センチ前後のカサゴとマダイは、計500円の値が付いた。クーラーボックスが埋まるほどの釣果もあるといい「食べきれず無駄になる命が報われる」と歓迎する。

 ハンター登録者は70人を超え、6月の買い取り総額は12万円以上に。全国各地への出店が夢という伊藤さん。「魚を粗末に扱う釣り人が減り、漁師を目指すハンターが出てきてくれればうれしい」と話している。

このニュースの写真

  • 大物釣り上げ一攫千金なるか 釣った魚買い取り店人気 福井・坂井

「産経WEST」のランキング