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抑留と戦争 14歳女子中学生が語り部に 舞鶴引揚記念館でデビュー

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抑留と戦争 14歳女子中学生が語り部に 舞鶴引揚記念館でデビュー

来館者に抑留者の生活を説明する井上鈴奈さん(右)と谷口喜蘭さん=京都府舞鶴市平 来館者に抑留者の生活を説明する井上鈴奈さん(右)と谷口喜蘭さん=京都府舞鶴市平

 また、セミナールームでは、シベリアで抑留者の心を支え、一緒に日本に引き揚げた“引き揚げ犬”のクロを描いた紙芝居を読み上げた。

子供たちが子供たちの目線で

 井上さんは「(収容所は)窮屈で、毎日がつらかったことを伝えないといけないと思いました。最初にしてはよくできました」。谷口さんは「緊張して真っ白になりましたが、練習通りにできました。白樺日誌に書かれている家族を思う和歌の大切さを伝えたい」と話していた。

 若い世代の「語り部」誕生について、同NPOの宮本光彦会長(70)は「夏休みで子供の来館者が増えるなか、子供たちの目線で話してくれた。若い人が若い世代に伝えてくれることが、うれしい。(戦争や抑留の記憶を)次世代にバトンタッチしやすくなった」と目を細めていた。

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