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和歌山・熊野地域のまちおこしから世界へ 自転車レースに挑む建設機械レンタル会社「キナン」の夢

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和歌山・熊野地域のまちおこしから世界へ 自転車レースに挑む建設機械レンタル会社「キナン」の夢

風光明媚な和歌山・太地湾を望みながらトレーニングに励む選手たち(キナンサイクリングチーム提供) 風光明媚な和歌山・太地湾を望みながらトレーニングに励む選手たち(キナンサイクリングチーム提供)

 角口会長は平成22年から「日本建設機械レンタル協会」の会長として業界を牽引するなど多忙だが、チームが出場する国内の主要レースには自ら足を運んで激励しているという。また毎年、ツール・ド・熊野の開幕直前にはレースクイーンと共に和歌山県庁を表敬訪問してPRに務めるなど、自転車競技振興と地域おこしへの貢献は物心両面で多大だ。

「陸の孤島」に転機

 新宮市は名古屋からも大阪からも遠く、かつては「陸の孤島」そのものだった。昭和期に4万人を超えていた人口は、農林漁業の衰退もあって、今では2万人台にまで落ち込み、高齢化も進んだ。ただ、紀伊半島をグルリと一周する構想の高速道路「紀勢自動車道」が平成26年に三重県尾鷲市まで開通し、名古屋方面への所要時間が大幅に短縮。これを受けて企業誘致、観光振興、農林漁業の再興など産業・経済発展への機運が高まり、新宮市は27年に産業振興促進計画を策定して取り組んでいる。

 こうした環境の変化を捉え、キナンでは来年のツール・ド・熊野で観戦ツアーを企画し、観光客をより多く呼び込もうとのアイデアも浮かんでいる。

 今春にはキナンサイクリングチームのファン組織も発足。名古屋や三重からの登録も多いという。「来年こそツール・ド・熊野で優勝して地元やファンの皆さんに喜んでもらいたい」。夢は膨らむばかりだ。

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