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【メガプレミアム】和歌山カレー事件・林真須美死刑囚の長男が語った壮絶人生…あだ名は「ポイズン」、両親逮捕で一変した生活

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和歌山カレー事件・林真須美死刑囚の長男が語った壮絶人生…あだ名は「ポイズン」、両親逮捕で一変した生活

いまなお続く葛藤

 林死刑囚は死刑確定後も無罪主張を変えておらず、21年には和歌山地裁に再審請求を申し立てた。自宅などから見つかったヒ素と、現場に残されたヒ素は別物と主張したが、請求は今年3月、棄却された。林死刑囚の弁護団は大阪高裁に即時抗告しており、今後も無実を訴え続ける構えだ。

 そんな林死刑囚も、長男にとっては子煩悩で優しい母だった。国内外の観光地に頻繁に連れていってくれたり、長男やきょうだいの成長ぶりを写真に撮ってはアルバムを作ってくれたという。

 長男は事件から19年もの歳月が経過した今でも、そんな母と、メディアから希代の犯罪者と指弾され続けてきた林死刑囚が重ならずにいる。母は、カレー事件の犯人なのか。一方では事件で被害に遭った多くの人がいるのも事実だ。長男は苦しい胸の内をこう明かす。

「家族だから、母を信じたい思いがある。何度も葛藤を繰り返している」

 【用語解説】毒物カレー事件 平成10(1998)年7月、和歌山市園部の夏祭りに出されるカレーにヒ素が混入され、4人が死亡、63人が急性ヒ素中毒になった。近くに住む林真須美死刑囚が殺人などの罪に問われ、弁護側は無罪を主張したが、1、2審は死刑判決。最高裁もこれを支持し、21年に死刑が確定した。弁護団は同年7月に和歌山地裁に再審請求を申し立てたが、今年3月に棄却された。(4月26日掲載)

▼【詳報】札束で積み木…遊んだ幼少期“毒物カレー”狂想曲、林真須美死刑囚の長男が語った真実

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