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【エンタメよもやま話】あの国に媚びた?米スタバ迷走、夜の居酒屋も茶専門店も中止 ハリウッドと同じ“裏”戦略

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【エンタメよもやま話】
あの国に媚びた?米スタバ迷走、夜の居酒屋も茶専門店も中止 ハリウッドと同じ“裏”戦略

米スターバックスが鳴り物入りで全米展開を始めたお茶の専門店「Teavana(ティーバナ)」の全店閉鎖の一報を伝える米シカゴ・トリビューン電子版7月28日付 米スターバックスが鳴り物入りで全米展開を始めたお茶の専門店「Teavana(ティーバナ)」の全店閉鎖の一報を伝える米シカゴ・トリビューン電子版7月28日付

 そんななか、巻き返しを図るべく、自信を持って取り組んだ新機軸が2つともあっさり失敗したうえ、出店場所もじわじわ減っていくとあっては、まさに八方塞(ふさ)がり。

 だがしかし。スタバには勝算があるのです。ハリウッドと同じで、将来有望なあの国を目指せば万事OKと思っているようです。

 7月27日、スタバは突如、中国での事業を担う合弁会社の残り半分の株式を13億ドル(約1440億円)で台湾の企業から買い取り、完全子会社にすると発表したのです。

 スタバは現在、中国で2800店を運営しており、うち1500店はすでに完全子会社化していますが、今回の株式買い取りによって上海や江蘇(こうそ)、浙江省(せっこうしょう)といった中国東部にある残りの1300店舗も100%、子会社されることになります。これを受け、スタバは2021年までに、中国全土で5000店を展開する計画を進めています。

 本国・米では八方塞(ふさ)がりで、嵐のようなリストラを断行したにもかかわらず、海外ではスタバの市場は急拡大しているらしく、今後5年間で何と、24万人もの新たな人材を採用するそうです。そして、そのほとんどは中国向けだそうです。

 実際、中国での成長は著しく、さきの第3四半期の数字によると、既存店舗の売り上げは中国の場合、少なくとも年6%~7%増。これに対し、米国では3%です。スタバのケヴィン・ジョンソン社長兼CEO(最高経営責任者)は前述のシカゴ・トリビューン紙に「中国における弊社の成長の可能性は他に類を見ない」と絶賛しています。

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