産経WEST

【エンタメよもやま話】あの国に媚びた?米スタバ迷走、夜の居酒屋も茶専門店も中止 ハリウッドと同じ“裏”戦略

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【エンタメよもやま話】
あの国に媚びた?米スタバ迷走、夜の居酒屋も茶専門店も中止 ハリウッドと同じ“裏”戦略

米スターバックスが鳴り物入りで全米展開を始めたお茶の専門店「Teavana(ティーバナ)」の全店閉鎖の一報を伝える米シカゴ・トリビューン電子版7月28日付 米スターバックスが鳴り物入りで全米展開を始めたお茶の専門店「Teavana(ティーバナ)」の全店閉鎖の一報を伝える米シカゴ・トリビューン電子版7月28日付

 そして今度は7月28日付で米CNNやシカゴ・トリビューン紙(いずれも電子版)などが報じたのですが、スタバが鳴り物入りで全米展開を始め、現在、379店舗にまで増えたお茶の専門店「Teavana(ティーバナ)」を、来春までに全店、閉鎖すると発表したのです。

 閉鎖の理由についてスタバ側は「創造的な販売促進策や新たな店舗デザインの導入などに取り組んだが、業績不振が続く可能性が高い」との公式見解を発表。同時に、ここで働く計3300人の従業員は全て、他のスタバの店舗で引き受ける考えを示しました。前述のシカゴ・トリビューン紙は、スタバが先ごろ発表した第3四半期の決算がウォール街の予想を下回ったことも原因のひとつと報じています。

 結局、お茶も米国人には受け入れられなかったようです。しかし理由はそれだけではありません。「ティーバナ」が入っているのは主にショッピングモールなのですが、米ではアマゾン・ドット・コムに代表されるネット通販の台頭で、旧来型の小売店が大変な苦境に陥り、ショッピングモールの未来も暗いのです。

 実際、全米では、今年1月からの約半年間で、米百貨店チェーンのJCペニーやシアーズ、ゲーム専門店チェーンのゲームストップなどの店舗が計5300店も閉鎖したのです。この閉鎖のペース、昨年の同じ時期の約3倍だそうです。

 そうした状況から、大手金融グループ、クレディ・スイスが6月に発表した報告書によると、全米のショッピングモールの20%~25%が今後、5年以内に閉鎖を強いられるとのこと…。

 そもそも「ティーバナ」というより、スタバのお店自体、あちこちのショッピングモール内にたくさん出店していますから、無関係でいられるはずがありません。

 1986年にシアトル・スタイルのカフェブームの火付け役として世界を席けんするも、あまりにも出店し過ぎて飽きられはじめ、2008年のリーマン・ショック以降、大胆なリストラを断行するも、業績は振るいません。

結局、あの国に媚びて突然「5000店」「採用24万人

「産経WEST」のランキング