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【日本の議論】五輪見据え「乗り遅れるな」 都内に出店ラッシュの自治体アンテナショップ、採算厳しい中でメリットは?

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【日本の議論】
五輪見据え「乗り遅れるな」 都内に出店ラッシュの自治体アンテナショップ、採算厳しい中でメリットは?

長崎県の特産品が並ぶ県のアンテナショップ「日本橋 長崎館」=東京都中央区 長崎県の特産品が並ぶ県のアンテナショップ「日本橋 長崎館」=東京都中央区

 東京へアンテナショップを出店する自治体が増えている。8年間でその数は倍近くになり、特に都心部の日本橋などでは“激戦区”の様相に。2020年の東京五輪を見据え、都内での情報発信が観光誘客に有効と考える自治体も多く、近年は地元食材を提供するレストランを併設するなど内容も多様化している。ただ、一等地への出店は採算を取るのが難しく、専門家は「自治体にどんな利益があるのか、長期的な視点で考える必要がある」と指摘する。(江森梓)

商談のきっかけに…

 平日の昼下がり、東京・日本橋にある長崎県のアンテナショップ「日本橋 長崎館」。カステラや地酒などの定番から、ちゃんぽん味のせんべいや皿うどん入りチョコレートなどの変わり種まで所狭しと並び、品定めをする人たちでにぎわっていた。

 地元食材を使った料理を提供するカフェも併設され、仕事の合間に訪れて舌鼓を打つ人も。埼玉県川口市の会社員、岸本巧さん(49)は「ふだん買えないような珍しいものを買えるので、昼飯がてらよく利用します」と話す。

 長崎県は平成28年3月に同店をオープン。県外では流通の少ない特産品を置くことで商談のきっかけになることもあるといい、物販イベントを開き試食や試飲などのアンケートで消費者の反応を見ることもある。

レストランにインバウンド対応も

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