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吉野桧と和紙の「あかり」で心も脳もリラックス 奈良・大淀

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吉野桧と和紙の「あかり」で心も脳もリラックス 奈良・大淀

ギャラリー内には、オレンジ色の光がやさしい坂本尚世さんの作品が並ぶ=大淀町のあかり工房吉野 ギャラリー内には、オレンジ色の光がやさしい坂本尚世さんの作品が並ぶ=大淀町のあかり工房吉野

 ヒグラシの鳴く夕暮れ、神社の参道を照らす夏祭りの提灯、お盆の万灯会…夏のオレンジ色の光はどこか切なく、優しく郷愁を誘う。肌を焼く日中の強い日差しが印象的な夏だからこそ、ほてった心と体を癒やす「あかり」を使った体験教室を紹介したい。

 奈良県大淀町の工房兼ギャラリー「あかり工房吉野」。扉を開けると、ふわっとヒノキのいい香りに包まれた。木や和紙で作られた間接照明からもれる、オレンジ色のやわらかな光が揺れる。入った瞬間から汗ばんだ体がクールダウンしていくような心地よい空間。ここで体験できるのが、あかり作家の坂本尚世さん(44)による「あかり作り教室」だ。

 坂本さんの作品は、特注の機械で紙のような0・1ミリの薄さにスライスした吉野のヒノキやスギを、さまざまな形に切って貼り重ねるスタイル。木の香りや手触り、そしてランダムに重ね貼りすることで生まれる複雑な陰影が、不思議と心を鎮めてくれる。大切にしているのは、あかりによる心の癒やし「ライトテラピー」の観点だという。

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