産経WEST

【衝撃事件の核心】なぜ、そんな場所に名画があった!? 駅構内に展示、利用客も盗難に気づかず…怪盗ルパンさながら大胆犯行の一部始終

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【衝撃事件の核心】
なぜ、そんな場所に名画があった!? 駅構内に展示、利用客も盗難に気づかず…怪盗ルパンさながら大胆犯行の一部始終

前衛画家で知られる故白髪一雄氏の油絵が飾られていた京阪枚方市駅東改札内の壁面。油絵が盗難にあったことを駅の利用客らも気づかなかった=大阪府枚方市岡東町 前衛画家で知られる故白髪一雄氏の油絵が飾られていた京阪枚方市駅東改札内の壁面。油絵が盗難にあったことを駅の利用客らも気づかなかった=大阪府枚方市岡東町

普通に展示「気付かない」

 評価額5千万円の油絵が駅という身近な場所に飾られ、盗まれていたという事実が、容疑者逮捕のニュースとともに発覚すると、駅の利用客らにも驚きをもって受け止められた。

 「そんなところに高価な絵があることをまず知らなかった」。友人らとの待ち合わせなどで現場の京阪枚方市駅をよく利用するという同市内の無職女性(73)はこう話す。

 女性は新聞報道などで油絵の盗難を初めて知ったといい、「飾ってあったことを知らないのだから、『なくなった』という衝撃も何もない。『なぜ、そこに?』という感じ。ガラス張りのケースの中で展示するとか、管理の仕方はほかにあったと思う」とこぼした。

 別の主婦(65)は「絵があったような、記憶がおぼろげ」と振り返った上で、「有名な画家の絵でも、ごく普通に展示されていたから、その存在に気付かなかった人も多いのでは」と指摘した。

 7月下旬、もともと油絵が掲示されていた壁面には、かつて作品が展示されていたことを示す長方形大の跡がうっすらと残っていた。わきには白髪氏のサインや作品を解説するプレートもあるが、盗難後にロッカーが設置され、すっかり隠れてしまっていた。

 京阪によると、油絵は府警側からまだ返還されてはいない。再展示や盗難対策なども含めた今後の対応は未定という。

このニュースの写真

  • なぜ、そんな場所に名画があった!? 駅構内に展示、利用客も盗難に気づかず…怪盗ルパンさながら大胆犯行の一部始終

関連トピックス

「産経WEST」のランキング