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色褪せない「ウルトラセブン」、重厚メッセージ、視聴者に迎合しなかった制作陣の気概…モロボシ・ダンの名を借り「放送50年展」開催中

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色褪せない「ウルトラセブン」、重厚メッセージ、視聴者に迎合しなかった制作陣の気概…モロボシ・ダンの名を借り「放送50年展」開催中

第8話「狙われた街」でメトロン星人(右)と夕日の中で向かい合うウルトラセブンの雄姿が巨大ジオラマで再現される=今年4月の京都会場で撮影(C)円谷プロ 第8話「狙われた街」でメトロン星人(右)と夕日の中で向かい合うウルトラセブンの雄姿が巨大ジオラマで再現される=今年4月の京都会場で撮影(C)円谷プロ

 昭和42(1967)年の放送開始以来、今も語り継がれる特撮ヒーロー、ウルトラセブン。その仮の姿「モロボシ・ダン」を通して、ドラマの魅力や制作背景、特撮セットの舞台裏などを写真パネルやジオラマなどで紹介する特別企画展「ウルトラセブン 放送開始50年記念~モロボシ・ダンの名をかりて~」が8月13日まで大阪市中央区の高島屋大阪店7階グランドホールで開催されている。地球を守るため、ウルトラセブンに変身して戦う宇宙人モロボシ・ダンを演じた俳優、森次晃嗣さんに当時の制作秘話を聞いた。(編集委員 戸津井康之)

「宇宙人」という誰も見たことがない役

 「50年たっても決して過去の作品になっていない。当時はこんなに大勢の人に愛されるなんて想像もしませんでしたが…」

 74歳となった森次さんは感慨深げにこうしみじみと語り、制作当時を振り返りった。

 昭和42年10月1日に放送された第1話「姿なき挑戦者」は33・7パーセントという高視聴率を記録。ウルトラセブンとともにモロボシ・ダン、そして森次さんの名は一躍、世に知られるようになる。

 「ウルトラマン」など人気特撮ウルトラシリーズの新番組の主人公に大抜擢されたのが当時、24歳の若手俳優、森次さんだった。

 「当時は俳優としてまだ駆け出し。役作りどころではなく、とにかく今の“森次晃嗣”のままで突っ走ればモロボシ・ダンになれるはずだと信じ、夢中で演じました。だって役作りといわれても宇宙人という誰も見たことがない役を演じるんですからね」と森次さんは打ち明ける。

(次ページに動画)モロボシ・ダンの疑問「この内容が子供に理解できるか」

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