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【衝撃事件の核心】「ウサギがほしいんだ」なぜかペットの飼育にこだわった結婚詐欺のニセ医者 その驚愕の理由とは

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【衝撃事件の核心】
「ウサギがほしいんだ」なぜかペットの飼育にこだわった結婚詐欺のニセ医者 その驚愕の理由とは

女性が「運命の出会い」と感じた男性は、実はニセ医者だった。家族に紹介し、役所に婚姻届も提出したはずだったのだが… 女性が「運命の出会い」と感じた男性は、実はニセ医者だった。家族に紹介し、役所に婚姻届も提出したはずだったのだが…

 翌月のこと、藤原さんは職場へ戸籍謄本を提出する必要があったため、市役所に問い合わせをした。ところが、藤原さんの戸籍には婚姻に関する記載がなかった。婚姻届は受理されていなかったのだ。

 「なぜ」。藤原さんはAに問いただした。

 「不備があったのかもしれない。それなら次は、12月の(藤原さんの)誕生日に出そう」

許されざる者

 やはり、おかしい。Aがあれほどペットを求めたのは、一緒に婚姻届を提出することを避ける狙いがあったためではないか-。藤原さんはAに不信感を覚え始めていた。

 Aの口癖からしてそうだ。「立て替えておいて」。ペットの購入費用だけではない。ライブへ出かけた際の交通費や宿泊費、ウエディングドレスを試着するためのサロンへの電車賃すら、藤原さんが財布から出してきた。実家の両親に紹介したときの会食の費用も、藤原さんが持った。

 しかし8月には、藤原さんの妊娠が判明する。それだけに、Aのことを信じたいという気持ちがあったのかもしれない。翌月には藤原さんの親戚(しんせき)が住む九州へ結婚のあいさつ回りに行った。Aは同行し、そこでも「私は医師です」とあいさつをした。親戚も医師がお婿さんとは、と心から祝福してくれた。

 だが、このときの往復の交通費すら、Aのいつもの言葉により、藤原さんが支払うことになった。「後で払うから」

 このころには、Aは藤原さんに暴力を振るうようにもなっていた。友人との外出を禁じ、藤原さんが生活費を要求すると、腕をひねられた。妊娠が分かってからも暴力は続いた。

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