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「日本一小さな町」キノコを特産品に 大阪・忠岡町、活性化に燃える

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「日本一小さな町」キノコを特産品に 大阪・忠岡町、活性化に燃える

 「日本一小さな町」として知られる大阪府忠岡町(面積3・97平方キロメートル)が、キノコを使ったまちおこしに乗り出した。かつてはタオル製造などの繊維産業で栄えた同町。近年は中国製の台頭などもあり衰退するなか、着目したのが、地元・泉州産のタオルを使ったキノコの栽培だ。町は3年後にも本格的な産業化を目指すといい、関係者らは「新たな特産品になれば」と期待を寄せる。

 今年7月に、隣接する大阪府岸和田市内の旧町教職員住宅にオープンした「ファブリックきのこ栽培研究施設」。わずか約30平方メートルの施設内には、タオルをつめこんだ容器が並ぶ。2カ月もすれば、立派なキノコが収穫できるという。

大学教授が考案

 考案したのは甲南大の田中修・特別客員教授(植物生理学)。布地、織物などを意味する英語「ファブリック」と合わせ、「ファブリックきのこ」と命名した。

 容器にキノコの栄養となる米ぬかの抽出液をしみこませたタオルとキノコの菌を入れて培養し、キノコを栽培する。通常は容器に使い捨てのおがくずを入れるが、タオルならば洗うことで再利用が可能になり、コストが軽減され、環境にも優しいという。

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