産経WEST

熊本地震のFM波観測…地震予知に向け官民で様々な試み 地震へ関心高めるきっかけに

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


熊本地震のFM波観測…地震予知に向け官民で様々な試み 地震へ関心高めるきっかけに

 南海トラフ地震の予知について、政府は「困難」としている。理由のひとつに、同地震は東海、東南海、南海の3つの震源域があり、これら震源域へどのように地震が広がるのか予測困難なことがある。

 地震予知の方法は地震活動の観測のほか、地震活動により地上で生じる物理現象の観測もある。高知県のように情報提供を呼びかけているケースもある。

 学会で発表されており、日常生活で観測できる現象にFM波がある。地下で岩盤破壊が生じると、電磁気が発生し、地上のFM波に影響を与える。FM波異常と地震の起こり方に関連性があるという仮説だ。

 アマチュア無線技士らによる民間の地震観測ネットワーク「JYAN研究会」(大分県国東市)は阪神大震災以降22年間にわたり観測を続けており、現在全国で50の観測局がある。

 同団体によると、FM波異常の法則は次の通り。

 地震発生の約1週間前に地震発生箇所を中心に異常が顕著に発生。大地震の場合、異常は数カ月前から始まり、次第に大きく間隔も狭まる▽地震発生直前に地震活動が不活発となる静穏化現象によりFM波は元にもどる▽異常により普段届かない範囲までFM波が届き、近距離で届きにくくなる▽FM波が10デシベル変化すると震度5~6、20デシベルでは震度7の地震につながる-。

続きを読む

このニュースの写真

  • 熊本地震のFM波観測…地震予知に向け官民で様々な試み 地震へ関心高めるきっかけに

関連トピックス

「産経WEST」のランキング