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【銀幕裏の声】ウルトラセブン50年ー〝モロボシ・ダン誕生秘話〟 森次晃嗣さんがいま明かす

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【銀幕裏の声】
ウルトラセブン50年ー〝モロボシ・ダン誕生秘話〟 森次晃嗣さんがいま明かす

「50年たってもウルトラセブンの魅力は色褪せない」と森次晃嗣さんは力説した(寺口純平撮影) 「50年たってもウルトラセブンの魅力は色褪せない」と森次晃嗣さんは力説した(寺口純平撮影)

 手探りの状態でモロボシ・ダン、そしてウルトラセブンを演じ続けてきた当時24歳の若手俳優、森次さんにとっても、まさに“命懸け”の渾(こん)身(しん)の演技だったと振り返る。

 ダンは死を覚悟しウルトラセブンに変身、最後の力を振り絞って、空の彼方へ飛んでゆく…。

 「明けの明星が輝く頃、一つの光が宇宙へ飛んで行く。それが僕なんだ…」。ダンが残した最後のセリフだ。閃(せん)光(こう)を見送る警備隊の隊員たち…。最終回の放送後、涙を流しながら空を見上げる子供たちが全国にいたという。

 低迷していた視聴率は、この最終回で28・5%まで回復した。

7人目の仲間

 ウルトラセブンのタイトルには実はこんなメッセージが込められていた。

 地球を守る「ウルトラ警備隊」の隊員は6人。“赤い宇宙人”の正体を知らない隊員たちは、セブンを7人目の仲間「ウルトラセブン」として受け入れる-。当初、こんな設定が脚本に書かれていたというが、劇中で描かれることはなかった。

 7人目の隊員となったセブンは人間と力を合わせて地球を守る。「セブン=ダン」を演じた森次さんはこう明かす。

 「私の役は宇宙人。だから警備隊員役の共演者と仲良くならないよう、いつも撮影現場では隅の方にいました。仲良くなってしまうと、どこかで人間的な素の部分が出てしまいますからね」

 50年たっても色あせないウルトラセブンの魅力の秘密は、この森次さんの言葉に凝縮されているように感じた。

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