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【弁護士会 矛盾の痕跡(3)】「人権蹂躙課長だな」国旗・国歌で教育現場に圧力 日弁連、法制化に声明「過去のいまわしい戦争を想起させる」

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【弁護士会 矛盾の痕跡(3)】
「人権蹂躙課長だな」国旗・国歌で教育現場に圧力 日弁連、法制化に声明「過去のいまわしい戦争を想起させる」

国旗国歌をめぐる動き。近年、最高裁が国歌斉唱時の起立を教員に求めた校長の職務命令を「合憲」と判断するなど、戦後教育のゆがみをただす司法判断が続く。日本弁護士連合会は今も「強制するな」という立場だ 国旗国歌をめぐる動き。近年、最高裁が国歌斉唱時の起立を教員に求めた校長の職務命令を「合憲」と判断するなど、戦後教育のゆがみをただす司法判断が続く。日本弁護士連合会は今も「強制するな」という立場だ

 しかし東京弁護士会は17年、児童が土下座を求めたという報告書について「児童らの意見表明権の行使に関して歪曲(わいきょく)した記載」として児童の人権への配慮を市教委に勧告した。

 「一方的な論調だ」。今も東京都武蔵村山市教育長として教育に携わる持田は振り返る。児童の人権に絡めた勧告の底流に、国旗掲揚・国歌斉唱の適正な実施に対する弁護士会の硬直的な反対姿勢が透けて見えたという。

 近年は国旗・国歌の定着や法的根拠を踏まえ、斉唱時の起立を教員に求めた校長の職務命令を最高裁が「合憲」と判断するなど、戦後教育のゆがみをただす裁判所の判断が続く。教育現場では今、組合が支援する一部教員の抵抗は根強いものの、かつてほどの激しい混乱は影を潜めた。

 常識的といえる判決のたびに批判声明を出す弁護士会の〝脳裏〟にはいまだに、「戦前への回帰」という現実離れの空論が渦巻いているのだろうか。

(敬称略)

 【用語解説】国旗・国歌をめぐる訴訟 国旗国歌法の施行後、入学式や卒業式などの学校行事で、国旗への起立や国歌斉唱を指示した校長の職務命令に反して処分された教職員が次々と提訴。職務命令が憲法違反か否かについて、最高裁の3つの小法廷全てが平成23年5月以降、「合憲」と判断。24年1月には第1小法廷が、東京都教委による戒告▽減給▽停職-処分のうち、「戒告までは基本的に懲戒権者の裁量の範囲内」との判断を示した。

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