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【衝撃事件の核心】なぜ?強盗被害者を逮捕した仰天捜査 金塊取引情報が漏れている…〝黒幕〟は誰だ

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【衝撃事件の核心】
なぜ?強盗被害者を逮捕した仰天捜査 金塊取引情報が漏れている…〝黒幕〟は誰だ

金塊を換金した直後の現金7千万円入りの紙袋を持った2人を3人組が襲撃した現場。3人組のうち2人は盗難ナンバープレートを付けたこの車で逃走した。後に府警は3人組に加え、被害に遭った2人も金塊密輸の関税法違反容疑で逮捕する異例の展開をたどった=4月28日午後1時14分、大阪市中央区(読者提供、一部画像処理しています) 金塊を換金した直後の現金7千万円入りの紙袋を持った2人を3人組が襲撃した現場。3人組のうち2人は盗難ナンバープレートを付けたこの車で逃走した。後に府警は3人組に加え、被害に遭った2人も金塊密輸の関税法違反容疑で逮捕する異例の展開をたどった=4月28日午後1時14分、大阪市中央区(読者提供、一部画像処理しています)

 加えて、このミナミの貴金属買い取り店付近に限っても、大金が狙われる事件が起きたのは昨年3月以降で実に3回目だった。

 昨年3月下旬、この店で金塊12キロを換金した直後の約5700万円をトートバッグに入れて運んでいた同府岸和田市内の30代の男性が、トートバッグを奪われ、後に暴力団組員らが逮捕された。

 さらに、同年8月には、金塊の商談のためにこの店の前の路上で待ち合わせをしていた川崎市内の40代の男性が、バイクの2人組に金塊6本(約2800万円相当)が入ったキャリーバッグを盗まれた。

 たまたま狙った相手が大金を持っていた-。そんな偶然が続くのは不自然だ。何らかの形で金塊の取引情報が漏れ、ピンポイントで狙われている。そして、金塊取引という秘匿性の高い情報を集められるのは暴力団などの組織的関与がある可能性が高い。

 府警はこうした見立てのもと、事件を裏で手引きする〝黒幕〟の追及を続けているとみられる。

元組員の関与も明らかに

 組織的背景の一端は見えてきている。

 一時行方をくらませていた貞容疑者と仙波容疑者は現場から車で逃走していたが、愛媛県内で見つかった逃走車両に取り付けられていたナンバープレートが、岡山市内で盗まれたものだったことが判明した。

 岡山県警は7月13日までに、このナンバーを盗んだとして、窃盗容疑で元暴力団組員(35)ら3人を逮捕した。

 捜査関係者によると、小池容疑者は貞容疑者らと事件前後に連絡を取り合っており、大阪府警は小池容疑者が貞容疑者らの襲撃グループの指示役だった可能性が高いとみている。

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