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【弁護士会 矛盾の痕跡(1)】「北朝鮮に腰が引けている」拉致に冷淡、「朝鮮人=被害者」以外は沈黙…〝人権派〟が朝鮮総連と強固なネットワーク

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【弁護士会 矛盾の痕跡(1)】
「北朝鮮に腰が引けている」拉致に冷淡、「朝鮮人=被害者」以外は沈黙…〝人権派〟が朝鮮総連と強固なネットワーク

拉致問題をめぐる動き。日本弁護士連合会は拉致被害者5人の帰国後に会長談話を出し、首相らへの要望も複数回出しているが、拉致被害者家族は「印象は全くなかった」と語っている 拉致問題をめぐる動き。日本弁護士連合会は拉致被害者5人の帰国後に会長談話を出し、首相らへの要望も複数回出しているが、拉致被害者家族は「印象は全くなかった」と語っている

 そんな中、14年9月の日朝首脳会談で北朝鮮が拉致を認め被害者5人が帰国すると、非道な現実に日本は衝撃を受けた。土屋もインタビューで「拉致はなかったと説明してきたことを、申し訳ないと思っている」(14年11月15日「日刊ベリタ」)と釈明している。

 ただ、拉致問題をめぐる日弁連としての意見表明は5人の帰国直後に出した会長談話1本のみ。戦時中の慰安婦やいわゆる「朝鮮人強制連行」、朝鮮学校の補助金停止などの問題に対し、人権の観点から批判する姿勢とは対照的だ。

 八木は言う。

 「虚偽の歴史である強制連行のような『朝鮮人は被害者、日本人は加害者』という構図を前提に、それに当てはまらないものには沈黙する。日弁連が掲げる人権は、恣意(しい)的に選ばれたものだけを指している」

拉致問題の解決阻んだ「不作為」

 今年5月10日。横田めぐみの母、早紀江は、参考人として出席した参院拉致問題特別委員会で、議員らを前に強い口調で訴えた。

 「子供たちは日本に見捨てられたと、どれほど悲しい思いでいるか。涙はすべて出て、今は怒りでいっぱいだ。日本人の誇りを持って拉致問題、北朝鮮に立ち向かっていただきたい」

 平成9年3月、早紀江ら拉致被害者の家族によって結成された「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)。全国各地で有志とともに救出活動に取り組み、奪還を訴えてきたが、めぐみをはじめ、いまだ多くの被害者が帰国できないでいる。

 解決を阻んできたのが、政府をはじめとする日本側の「不作為」だ。

 ただ、その〝大罪〟は日弁連も決して免れるものではない-。救う会名誉会長の藤野はそう断じる。

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