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検察側は「タトゥーは医療行為」と彫師に罰金30万円を求刑 大阪地裁

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検察側は「タトゥーは医療行為」と彫師に罰金30万円を求刑 大阪地裁

 医師免許なしに客にタトゥー(入れ墨)を施したとして、医師法違反の罪に問われた彫師、増田太輝(たいき)被告(29)の論告求刑公判が21日、大阪地裁(長瀬敬昭裁判長)で開かれ、検察側は「入れ墨は医師が行うのでなければ、保健衛生上の危害が生じる恐れのある行為だ」として罰金30万円を求刑した。

 論告で検察側は「施術は出血を伴い、確実な血液・体液の管理を行わなければ感染症を拡散する危険性を伴う」と指摘。医学的な知識や技能が要求される医業に当たると強調した。また施術室が被告の自宅マンションである点を挙げ、「衛生環境が整備されているとはいえない」と批判した。

 弁護側はこれまでの公判で「タトゥーは医療行為にはあたらない」と無罪を主張。彫師に医師免許を求めることは職業選択の自由を侵害するとして、摘発の違憲性を訴えている。弁護側は8月4日の次回公判で最終弁論を行う。

 起訴状によると、増田被告は平成26~27年、医師免許を持たずに女性客3人の腕や背中などにタトゥーを施したとしている。

▼【関連ニュース】「法律上の明文規定ない。タトゥーはアート。彫師は職業…」あえて正式裁判で争う

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