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大阪・泉北ニュータウンを“レモンの街”に-泉州の温暖な気候生かし住民らがまちおこしプロジェクト進める

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大阪・泉北ニュータウンを“レモンの街”に-泉州の温暖な気候生かし住民らがまちおこしプロジェクト進める

「泉北レモンの街ストーリー」プロジェクトで作られたレモンを使った草木染めのワークショップ=堺市南区(猿渡友希撮影) 「泉北レモンの街ストーリー」プロジェクトで作られたレモンを使った草木染めのワークショップ=堺市南区(猿渡友希撮影)

 入居開始から今年で50年を迎える堺市南区の泉北ニュータウンを魅力ある街にしようと、住民たちがレモンを使ったまちおこしを進めている。人口減や少子高齢化に悩まされながらも住民主体の取り組みが実を結びつつあり、関係者は「いつか、レモンを泉北ニュータウンの特産品にできたら」と意気込んでいる。(猿渡友希)

緑が多く、すてきな街なのに…高齢化が進み、空き家も多く

 18日、同ニュータウン内の民家の一室に地域住民ら8人が集まった。レモンの枝葉を使った草木染のワークショップ。この日作ったバッグやコースターは来月ニュータウン内で開かれる「泉北ファーマーズマルシェ」で販売するという。参加したアクセサリー作家の井本弘恵さん(42)は「長年ここに住むが、最近は街に元気がない。地域でこういう活動ができるのはうれしい」と笑顔を見せた。

 今回の取り組みは平成27年7月からはじまったまちづくりプロジェクト「泉北レモンの街ストーリー」の一環。このプロジェクトは、リーダーの苅谷由佳さん(54)が、「緑が多く、すてきな街なのに、高齢化が進み、空き家も多い。泉北を活性化させたい」と知人ら12人とスタートさせた。

 苅谷さんは、夫の転勤で全国を転々としてきたが、両親が購入した泉北ニュータウンをついのすみかとして選んだ。この家に両親が植えたレモンの木があったことをきっかけに、レモンを使ったまちづくりを行うことを思いついたという。

 泉州の温暖な気候はレモンの生育に適しているといい、育てるのに手間がかからないことから、賛同者は次第に増加。苅谷さんは「香りが良く酸味が少ないと、好評です」と話す。

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