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原発事故の初動対応「情報の確保が第一」 福島県警警部が福井で講演

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原発事故の初動対応「情報の確保が第一」 福島県警警部が福井で講演

 原発事故の初動対応などについて、福井県警で講演する福島県警の末永純一警部=18日午前、福井市  原発事故の初動対応などについて、福井県警で講演する福島県警の末永純一警部=18日午前、福井市

 東京電力福島第1原発事故の発生時、現場で活動した福島県警災害対策課の末永純一警部(45)が18日、福井県警で原発事故の初動対応などについて講演した。大規模災害を想定した福井県警の訓練の一環で、原発立地自治体の警察本部が福島県警の警察官を招き、事故時の対応について講演会を開くのは初めてという。

 福島県警本部の対策本部要員として、県内の警察署との連絡や調整に当たった末永警部はこの日、福井県警の猪原誠司本部長ら約90人を前に、津波や地震の被害を受けた街の写真などを示して講演。「情報の確保が第一だと思い、テレビが落下しないよう押さえた」と、地震発生時の対応を振り返った。

 末永警部は講演の終了後、取材に応じ「防護服や線量計などの機材は、警察署員レベルで日頃から使えるようにしておかないと、いざというとき何も分からない。そうした事前準備が重要だ」と話した。

 福井県は全国最多の原発を抱え、福島第1原発事故の教訓を踏まえた新規制基準を満たしたとして、関西電力高浜原発3、4号機(高浜町)が5~6月に再稼働。関電大飯3、4号機(おおい町)も、秋以降に再稼働する見込みとなっている。

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