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【軍事ワールド】韓国の新型K2戦車、泥沼の裁判沙汰へ 性能不足で軍とメーカーが対立

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【軍事ワールド】
韓国の新型K2戦車、泥沼の裁判沙汰へ 性能不足で軍とメーカーが対立

訓練中のK2戦車(韓国陸軍HPより) 訓練中のK2戦車(韓国陸軍HPより)

 後に韓国軍はK-1の主砲を105ミリ砲から120ミリ砲に強化したK1A1を独自開発したが、重量増加でやはり変速機に故障が続発するなど、トラブルに見舞われている。単純な「組み立て作業」から脱却できていなかったのだ。

 しかし変速機といえば乗用車やトラック、ブルドーザーにもバイクにも、つまりエンジンがついているものには漏れなく付随する機械だ。韓国でも乗用車を生産しており、未知の機械ではない。このあたりで韓国の“戦車業界”は勘違いしたようだ。自動車の変速機が国産できるのだから、戦車の変速機も国産できるはずだと-。

歴史の違い

 普通乗用車の重量は1トン前後だが、戦車の重量は50トンを超え、変速機など駆動部分にかかる力は幾何級数的に増大する。ドイツが開発した第二次大戦時最強とされる6号戦車「ティーガー2」の場合、重量は70トン。エンジンはV型12気筒、排気量23000ccで700馬力と、現代の乗用車とも桁違いだ。

 大戦前の1934年に開発した1号戦車が重量約5.4トン、エンジンは4気筒57馬力だったが、ここから地道な努力を10年重ね、第二次大戦末の6号戦車開発につながった。ちなみに6号戦車の泣き所の一つは、車体の大重量による変速機(最終減速機)の故障だった。ただし平和な試験場ではなく、実弾が飛び交い、ろくに整備もできない戦場でのことだったが。これが70年以上前の出来事なのだ。

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