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【関西の議論】〝勝谷劇場〟不発、迷走のサングラス 「明るく楽しい知事」一転して「71歳のおっさん」「ただの天下り」…多選批判毒舌空振り

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【関西の議論】
〝勝谷劇場〟不発、迷走のサングラス 「明るく楽しい知事」一転して「71歳のおっさん」「ただの天下り」…多選批判毒舌空振り

丸眼鏡に紺色スーツ姿のイメージチェンジで臨んだ兵庫県知事選への出馬会見から一転し、告示日にはいつものサングラス姿に戻った勝谷誠彦氏。選挙カーから笑顔で手を振ったが…=6月15日、神戸市中央区 丸眼鏡に紺色スーツ姿のイメージチェンジで臨んだ兵庫県知事選への出馬会見から一転し、告示日にはいつものサングラス姿に戻った勝谷誠彦氏。選挙カーから笑顔で手を振ったが…=6月15日、神戸市中央区

〝風〟が吹かなかったワケ

 後援会幹部を務めた高橋茂氏(56)は、勝谷氏がもつイメージが「一長一短だった」と選挙戦を顧みる。

 有権者の中には、テレビと同様に過激で毒舌の勝谷氏を期待して演説を聞きにくる人もいた。そういった思いに応えようと発言がエスカレートしてしまい、他の有権者が離れてしまったのでは、と分析した。

 勝谷氏の長年の友人でもある高橋氏にとって、選挙を戦うのはこれが初めてではない。平成12年の長野県知事選で作家の田中康夫氏をサポートし、初当選に導いた実績をもつ。

 同知事選は、現職の後継とされた前副知事が優勢とみられていたが、10年の長野五輪をめぐる使途不明金スキャンダルや、旧態依然とした県政、五輪後の経済停滞などが重なり、幅広い支持を受けた田中氏が当選を果たした。

 今回、長野のときのような〝風〟はなぜ吹かなかったのか。

 高橋氏は「週刊誌が飛びつくような弩級(どきゅう)のスキャンダルがなく、分かりやすい争点もなかった」とし、「16年間目立った成果がないことが、イコール失政とは捉えられなかった」と語った。勝谷氏が繰り広げた多選批判も「なぜ長く知事をやることがだめなのか、具体的に説明しないといけなかった」と振り返る。

「敗戦記」出版?

 一方の勝谷氏は敗因について、会見では「分からない」とし、「こんな人間にどうして投票してくれたのか聞きたい」と笑い飛ばしていた。

 とはいえ、やはりメディアの世界で鍛えられてきただけに、転んでもただでは起きない人のようだ。

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